COOのつぶやき|FinTech立ち上げで考えたこと

スタートアップ・金融のトピックを中心に、COOとして何を考えているかを綴ります

なぜ50日間でJVを立ち上げられたのか?〜協議から締結までの怒涛の日々を振り返って〜

月曜日の台風はすごかったですね。まさに風台風。家の周りも木が倒れていました。なんと京浜東北線は倒"竹"で運行が止まっていたようで。何が倒れてきたのかまで伝えようとするJRさんの心遣いに思わず笑ってしまいました。そこまで正確でなくても。

 

さて、今回はJV(Joint Venture、いわゆる合弁会社ね)設立について書こうと思います。9/9(月)にリノベるさんとの合弁会社モゲチェック・リノベーション」が営業開始しました。日経新聞でも取り上げて頂いた件です。

リノベるとMFS、住宅ローンのコンサル会社を設立 :日本経済新聞

 

この会社はリノベ会社向けに住宅ローンのマッチングサービスを提供する目的で設立しました。築古案件などローン審査が難しい案件も含め最適な住宅ローンを全国の金融機関からご提案します。

 

MFSはローンマッチングノウハウを、リノベるさんはリノベーション業界のリレーションを持ち寄ります。そして、リノベ業界における住宅ローンプラットフォームになることを目指しています。

 

さて、このJVですが、設立に向けて協議開始したのが7月上旬。JV契約調印が8月下旬で日数をカウントするとわずか50日でした。JVの規模や事業内容にもよると思いますが、スピーディーに設立できたかな、と。

 

一般にJV交渉は親会社の利害によって難航することが多く、交渉も長引きがち。よくある論点はこんな感じ。

  • 株式の比率はどうする?
  • ガバナンスはどうする?どちらが代表者をだすの?
  • 社名はどうする?ロゴは?ブランドカラーは?
  • 親会社は何をコミットするの?
  • Exclusivityは?どうなったら外れるの?
  • 事業が不調の場合はどうする?どうなったら事業を打ち切る?
  • ノウハウはどちらに帰属するの?
  • デッドロックになったらどうする?
  • 顧客情報はどう取り扱う?
  • 株の買い増しオプションは?その際の株価の評価はどうする?何%まで買い増しを認める?
  • 利益処分の方針は?内部留保するの?それとも強制配当?

これらについてお互いの利害がぶつかり合いながら、議論が延々と続くのです。これに弁護士による契約文言のチェックが加わると、たった一つの論点で1〜2週間はあっという間に経過します。

 

JVって本当、結婚みたいなもの。リソースを持ち寄って一緒になるが故に「こんな時はどうするんだ?」がたくさん噴出してしまうのです。

 

まぁ、単なる業務提携の方が100倍楽ですね。あははは(苦笑)。

 

今回恵まれていたのは提携相手であるリノベるさんと志を同じくできたことです。企業のトップ同士がJV立上げにフルコミットし、「いかにJVを太らせるか?」という合言葉のもと、お互いに歩み寄れたのが非常に大きかった。

 

 交渉はややもすると自社の利益ばかりを主張してしまいますが、それだと相手にとってうまみがない。そうなると相手のコミットも引き出せず、「1+1=3」が実現できない。

 

そう、JV立上げも急がば回れ。こちらからまずはgiveして、JVを太らせて、その果実をtakeする。この意識をいかに持てるか、でしょうね。

 

この意識がトップ以下、現場まで浸透したので準備スピードも相当速かったです。住宅ローン事業部のみなさん、管理部のみなさん、そしてプロダクト開発部のみなさんには本当感謝しています!!!今後も一緒に頑張りましょう☆

 

GO GO モゲリノ!!!

 

【人材募集】

JV事業拡大に伴い、下記2職種を絶賛募集中です。カジュアル面談OKです。話を聞いてみたい方はお気軽にwantedlyもしくはrecruit@mortgagefss.jpまでご連絡ください☆