COOのつぶやき|FinTech立ち上げで考えたこと

スタートアップ・金融のトピックを中心に、COOとして何を考えているかを綴ります

スタートアップなら残業するな!

先日、リベンジで2回目の夏休みに行ってきました(1回目は子供の熱で行けず・・・)。山梨にぶどう狩りです。シャインマスカットが美味しかったですね。立派な一房が1000円〜1500円ぐらいなので、本当お手頃。

また、山梨市や笛吹市のあたりは盆地になっていて、丘の上にあるぶどう園からの眺めは非常に良かったです。ちなみに夜景は新日本三大夜景に数えられているとか。

 

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さて、今日は働き方、特に残業について書こうと思います。 MFSでは定時勤務(9時〜18時)以外にコアタイムなしフレックスなどの柔軟な働き方を職種に応じて設計しています。

 

会社立ち上げ当時、議論になったのが残業を認めるかどうか?という問題です。スタートアップなのでやることは非常に多いです。では残業して対応すべきなのでしょうか?

 

 通常、「やることが多いので遅くまで働いてもらい、その分残業代を払おう。そしてみんなで業績を上げよう。」と判断する会社が多いと思います。ただ、そうすると「今日もやること多いし、まぁ残業すればいいや」と残業を当てにした働き方になってしまったり、最悪の場合「ダラダラ働いて残業代を稼ごう」と考える人もひょっとしたら出てくるかも知れません。

 

実際、前職のコンサルティングファームでは定時という概念が無かったため、自分自身も夜中までダラダラ働くこともありました(反省してます・・・)。

 

つまり、残業は効率的な働き方を阻害してしまうのです。ある意味、麻薬みたいなもの。それがあることによって自身を律することができなくなる、一度でも慣れてしまうと中毒になるという。。。

 

なので、下記のような負の連鎖を回すのではなく、残業禁止が生み出す好循環にいかに会社を移行させるかがポイントだと思います。

 

【負の連鎖】やること多い→残業する→ダラダラ働く→アウトプットの質上がらず&残業代増える→業績低迷→もっと働こうとなる→残業する・・・

 

【好循環】やること多い→残業禁止→仕事を取捨選択&やるべきことだけに集中して働く→アウトプットの質上がる→業績アップ→働き方に自信が持てる→残業せずに働く・・・

 

MFSはこの好循環を実現するため、残業制度はあるものの(労働基準法はもちろん順守しています)、運用として残業禁止にしています。経営陣も17時に退社しています(その方がみんな帰りやすいしね)。

 

スタートアップで残業禁止にしているケースはあまり例がないらしく、この話をするとびっくりされることも多いのですが、この考え方がこの国のスタンダードになればいいと思っています。

 

また、残業禁止にしているとメンバーの仕事の進め方に問題があった場合、その問題が発見しやすくなるという別のメリットもあります。

 

なぜかと言うと問題への対処を残業時間で吸収することができないため、「キャパオーバーです」という声がすぐに上がるためです。そうなれば、やり方を効率化する、人を採用するなどの打ち手を迅速に打つことができます。

 

特に、スタートアップは人が少なく(そう、採用難!)お金も限られている(立ち上げ時はどうしても赤字!)ため、効率的な働き方はマスト。実はスタートアップこそ、長時間労働ではなく効率的な働き方が求められる場なんですよね。